副業

超一言を生み出して伝わるサムネイルにする【Youtube動画編集】

こんにちは、おりょうです。

今回は、”伝わるYoutubeサムネイルの作り方”について解説いたします。

この記事を読むことで、情報発信系のYoutubeサムネイルを作る際の悩みが解決します。

具体的には、文字・色・配置で迷わなくなります。

素人感を脱して、仕事が貰えるレベルにはなるので、ぜひ最後までご一読ください。

まず最初に”情報発信系のYoutubeサムネイル”と、わざわざ絞っているのには理由があります。

それは、情報発信系のサムネイルの役割は、面白系や趣味系動画とは異なるからです。

情報発信系のサムネイルの役割は、”メリットを伝えること”です。

対して、面白系のサムネイルの役割は、”目立つこと”です。

視聴者のニーズも全く違うと言うことも、意識する必要があります。

・情報発信系Youtubeのニーズ=知りたいという目的=時間短縮がしたい
・面白系Youtubeのニーズ=暇つぶしという目的=時間浪費がしたい

この大前提を知らなければ、場違いなサムネイルとなってしまうので必ず理解してください。

それでは、情報発信系のサムネイルの作り方。意識すべき点を解説いたします。

超一言を作る

まずは、文字について。

情報発信系のサムネイルでは、”一目で動画の価値が伝わる”ことが求められます。即ちメリットです。

情報発信動画を目的とする人たちは、「何かを知りたい!」という意識で動画を探しています。

なので、無関係な情報は無意識でカットします。

大量の検索結果の中から、「これなら答えがあるかも?」と見つけてもらわなければなりません。

例えば、ブログで稼げずに困っている人がいたとしますよね。

そんな時、検索して並ぶのは以下のようなサムネイル
(実際にブログ+稼ぐで、1週間以内で検索)

  • ブログの稼ぎ方7つ!
  • ブログで稼ぐ近道TTPB!
  • 知ってるか知らないか?
  • 動画編集 稼ぎ方を考える

ランダムに、サムネイル文字を拾いました。(ピックアップに悪意はないです)
メリット全く伝わりませんよね?

少々きついツッコミをさせてもらうと

ブログの稼ぎ方7つ!→「いやそれまず使えんの?多いし」

ブログで稼ぐ近道TTPB!→「稼ぐってどれくらい?TTPBって?」

知ってるか知らないか?→「いや、なんの話だよ」

動画編集 稼ぎ方を考える→「勝手に考えててください」

正直、ツッコミどころがある時点で、受け手に余計な脳を使わせてます。選ぶ気も起きないです。

逆に、再生数が稼げている、伸びているサムネイルはというと

  • ブログで1万円を稼ぐ僕の手法を公開
  • 月3万円を稼ぐテクニック
  • ブログ 超稼げるキーワード
  • 100万円稼げるジャンル 解説します

どんな内容の動画で、どんなメリットが自分にあるのか伝わりますよね。しかも結構具体的。

そうです。短い文でもこれだけ差が出るのです。

そして今からその、メリットが伝わるサムネイル文字の作り方を教えます。

本質をつかめば、考え方や作り方はいたって単純です。

①「動画のメリットを一文でいうと?」

②「それを一言にすると?」→サムネイルの文字パーツ

③「さらに超一言にすると?」→強調箇所

サムネイル元となる動画の内容を見て、この質問に答えればほぼ完成です。

例えば、”寝る前に5分スクワットすると1ヶ月で5kg痩せますよ”

という、スクワットの魅力や効果を解説した動画の場合。

「動画のメリットをー文でいうと?」

1日5分の習慣で、1ヶ月で5kg痩せて異性にモテます

 

「それを一言にすると?」(サムネ文のパーツ)

1日5分の習慣でモテます

mote1

 

「それを超一言にすると?」(強調箇所)

5分でモテます

2mote

 

 

もうひと工夫

mote3

これが基本です。
他の手法としては”デメリットを強調して危機感を煽る”

というパターンもありですが。デメリット強調は結局、危機感を煽ることでメリットを求めさせることです。

メリットとは、デメリットを避けることと同義なので。
それに、ー文→一言→超一言の流れは同じです。

超一言を作る。それは、メリットをぎゅっと凝縮した一言です。

メリット文の作り方が分からない!という方は、こちらの記事が参考になります。
▶︎参考記事:見られない!伝わらない!そんな情報発信を脱する方法【NGポイントと解決策】

余計な部分は目立たせない

次に、余計な部分を目立たせないということです。

先ほどのメリットとデメリットの関係に似ていますが

余計な部分を目立たせない=必要な部分を目立たせる

ということになります。

主役は、あくまで先ほどの超一言です。そのほかは補足やおまけという役割です。

様々なノウハウを覚えて、派手にしたい気持ちは分かります。

しかし、サムネイルは”メリットを伝える役割”だということを忘れてはなりません。

したがって、文字色は基本的に2〜3色に絞りましょう。

なぜかというと、以下を比べてください。
mote4

気にして欲しいのは目線です。
右図の場合は、目線がばらつきませんか?

”1日”と”方法”がちらついてしまい、ちょっと意味を考えたり。余計な脳のリソースを使ってしまうのです。

左図の場合は、5分モテる。と、まずドストレートに超一言が目につきますよね。

それで興味を与えることで受け手は、
「5分、あぁ1日5分なのか」
「方法か・・・。へぇ、タイトル見てみよう」

などのステップに繋がるわけです。最初は無意識に反応する超一言をぶつけるイメージです。

配色については、大まかに下記のような認識でいいと思います。

赤系(ポジティブワード)・・・痩せる、稼ぐ、解決、伸びるなど

青系(ネガティブワード)・・・悩む、太る、貧乏、負けるなど

黄色系(トレンドワード)・・・100万円、成功法則、高速化など。1単語で気を引けるイメージ

白黒・・・補足的な文字

補足になりますが、このネガポジは動画内容などのニュアンスで変わります。

”稼ぐ”にしても、月収100万円と年収100万円ではネガポジのニュアンスが変わりますよね?

もちろん、これら配色が絶対というわけではないのですが、必ず何か意図を込めて色をつけましょう。

色にもそれぞれ心理効果があるので、それを利用すると良いです。詳しくはこちらの記事を参考に
▶︎参考記事:【テロップ配色編】素人感を脱却する動画編集の基礎【ベースは3色でOK】

 

配置はNGを避けて無難に

配置に関しては、本来は”構図”といい、とても奥が深く難易度が高いです。

ただ、その中でも三分割法くらいは意識しておくとクオリティが安定します。

最低限覚えたい三分割法はこちらで解説
▶︎参考記事:YouTubeサムネイルのパーツ配置に迷わなくなる方法【三分割法/最低限】

もっともっと極めたい!という方は、この辺りのサイトが参考になります

参考サイト:レイアウト – 伝わるデザイン
参考サイト:デザインの絶対に守るべき20のルール
参考サイト:書籍の表紙デザイン“あるある”が楽しい 「それっぽくなる表紙」がすぐにマネしたくなるわかりやすさ

最低限とは、明らかなNGを避けることです。この基準は平均レベルにもよるとは思いますが

この辺りは流石に避けましょう。

  • 画面端ギリギリすぎる
  • フォント比率を変えて伸縮させる
  • 余白が無さすぎる(文字の詰め込みすぎ)

このようなサムネイルも、意図しないのであれば避けた方がいいです。
NGサムネ

”ど真ん中”は日の丸構図といって、意図的に何かを訴えたい場合に使えます。が、適当にやるとかなりダサいです。。。

こうして、NG要素を少しずつ言語化&意識して避けて行きましょう。

デザインとなると、急にハードルが上がった気がしてしまい

「俺にはセンスがないから無理!」

と投げたくなる気持ちは分かりますが。

配色・配置にも一応ルールがあり、決してセンスの一言で片付けるものではないです。

カッコイイ!可愛い!オシャレ!にはなれずとも、明らかなツッコミどころを無くすレベルまでは意識すべきかなと思います。

 

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。
今回は、情報発信系のYoutubeサムネイルの作り方について、考え方にフォーカスした解説をしました。

少し内容も多かったので、エッセンスをまとめて言語化します。

  • 情報発信系サムネイルの役割はメリットを伝えること
  • 一目でメリットを伝えるためには超一言
  • 配色・配置のデザインにはルールがあり、センスだけではない

んー。

やっぱり一番重要視すべきは

”超一言”

ですかね。一番出来てない人が多い気がします。

それもそう、超一言は感覚的というよりは論理的な技術が必要なんですよね。この二つってなかなか相容れなくて・・・。

サムネイル作成って一見デザイン作業なので、感覚的な思考が優先してしまうのかもしれません。

ただ、感覚的なことも論理的なことも、”ある程度”までは情報を得ることでカバーできます。

その”ある程度”を抑えて基準をあげつつ自分の強みを生かして、稼げる人間になっていきましょう。

以上!